越谷市S邸の浴室は、ユニットバスではなく、昔ながらの下地の防水を現場で行い、浴槽を置きタイルで仕上げる いわゆる 在来風呂です。
しかし、このお風呂の造り方良く見かける方法と異なります。 なんと壁すべてをRC造(鉄筋コンクリート造)で造ってあります。
当時は、丈夫さを最優先してこのように施工をしたのかもしれません。
大きな問題点があります。冬とてつもなく寒いのです。
そこで、壁をはがして外から断熱材を貼る外張り断熱を行いました。
暑い中、加藤大工とサイディング職人の木村君が一所懸命がんばってくれました。
浴室の位置は、北西の角で道路に面しており、過酷な環境でした。大がかりな工事ではありませんが、効果に期待ができます。
余談ですが、外張り断熱は本来RC造において最も効果を発揮する施工方法なんですよ。