さいたま市岩槻区にて、鉄鋼2階建ての内装改修工事を行っています。
既存の壁・床・天井・全て解体し、完全なスケルトン状態にします。
壁・天井の下地を先行して造ります。
床下のスペースが15cmしかないので、後から入ることができません。その為、水道工事は先行し、確実な施工が必須になります。
床の組み方はこんな感じです。
木造住宅とは異なる部分もありますが、既存の鉄骨構造の施工精度も悪くないので特に問題なく仕上げられそうです。
私は、改修工事の度に考えてしまう事があります。
改修工事着工前には、全てを目視できません。
想定の中で予算を組みます。その想定を大きく超えた、施工の問題や欠陥が発覚した場合。
当然、お施主様に状況を説明し最善案を提示するのですが、状況によっては予算が大きく変わったり計画を変更しないといけないというケースがあります。
この想定を大きく超えた、問題・欠陥の多くは人災です。 本来は、工事をした業者が負うべき責任です。
しかし、保証の期間が過ぎて対応してもらえなかったり、当時は当たり前の施工方法だったり、倒産していたりと まず業者に責任を負わせる事は無理でしょう。
この予算を払うのは、残念ながらお施主様です。
私たちにできる事は、出来る限りコストが掛からない最善の方法と提示する事でしかありません。
せめて、私たちが関わる工事には、その先に余計な費用が掛からない施工をする。
改修工事においても
新築工事においても