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光触媒入り漆喰の性能

2017.07.11: その他

家の外壁材には、多くの種類があり日本で一番多く採用されているのはサイディング貼りかと思います。

 

家づくり舎ファミリーでは、モルタル下地での施工をお勧めしています。

 

その上に使う仕上げ材にも色々な物があります。

ジョリパットと呼ばれるアクリル系の仕上げ

塗装による仕上げ

漆喰などの自然素材

 

 

 

弊社では、スイス漆喰やスペイン漆喰などの西洋漆喰を多く採用してきました。

西洋漆喰の大きな特徴は、強アルカリ性で汚れを分解してくれ雨だれが付きにくく、塗り替えが不要という優れもの!

 

しかし、一つ欠点がありました。水を吸い込む性質上軒の出ていない家や外構(塀など)には不向なのです。

 

それでも、3年前に建てた家の外構にはあえてスペイン漆喰を採用しました。

洗うとある程度 綺麗にはなってくれますが3年目でこんな感じです。(家の方は、綺麗です)

IMG_8809

まぁ、個人的にはこの程度の汚れは気にしないのですが、他の人には勧めにくい感じです。

 

他に良いものはないかなぁと考えていたタイミングで、『光触媒入り漆喰材』の存在を知りました。

 

しかし、メーカーの話し鵜呑みというのは嫌なので 実験開始!

IMG_8810

いつも、いい感じの仕上げをしてくれる柿本左官さんに、材質の事や塗り易さなどの吟味も兼ねて塗り替え。

 

そして、施工してから7か月が経ちました。

IMG_0289

門柱に関しては、雨だれも無く綺麗な状態を維持しています。

 

ちょっと分かりにくいのですが、階段も塗り替えました。少し雨だれがあります。

最初の写真を見て頂けるとわかるのですが、球竜を植えていました。

雨が降れば、必ず泥水です。さらに、日々泥だらけの靴が走り回る環境のここだけは、ちょっと過酷すぎましたね。

 

先日、完工した岩槻区Y様邸でも採用し 現在工事中の草加市M様邸でも採用が決定しています。

サイディングなどと比べると少し費用がかかりますが、塗り替えが不要だとしたら、綺麗な状況を維持してくれるとしたら・・・

 

家のコストは長い目でみてください。

本当のローコスト住宅とは、

イニシャルコスト+ランニングコスト(光熱費・メンテナンス費)×30年

の総額が安くなることだと思います。