以前施工させていただいた、草加市M様のご実家の改修工事をご依頼いただきました。
在宅リフォームである事と片付けして頂きながらの工事の為、2期工事に分けて作業する事になりました。
結果的に4期くらいになってしまいましたね。(笑)
ご要望の中で、既存のガレージのシャッターを車が2台入るように入れ替えたいという事があり、色々と話を聞いてみると、
屋根部分の勾配が少なく雨が溜まってしまう事や、樋が付いているが樋に雨が入っていないなど問題もあり、全体的に改修する事になりました。
工事内容としては、
屋根部分に勾配のとれる下地を作り防水層を作り直す工事
役立たずの雨樋を撤去し、雨水経路を確保する工事
シャッターを交換する工事
大きく3項目ですが、それに関わる、板金処理や外装工事下地工事、水道工事などもあるので3週間程度かかります。
こんな感じの鉄骨で造られたガレージです。ぱっと見は、そんな問題があるように見えませんね。
雨の日に上からみると水たまりがあります。防水も傷んで剥がれてます。
最初の工事は、問題の雨樋を撤去し立上りの壁を造ります。これは、シャッターを上にあげる為にも必要な工事です。
木下地で勾配を作り直して、上から防水層を造ります。雨水の逃げ道は一番低い部分に桝を設けて母屋の排水と結びます。
シャッターを設置します。着工前にもわかっていたことですが、鉄骨が曲がっていて施工が非常に難しかったのです。しかし、職人さんの技量で無事完成。
今回の工事で、それなりの費用を頂戴しております。
最初の段階で
防水の勾配をしっかり確保できていたら
車の高さに対して配慮があったら
もう少し丁寧に仕事をしていたら
頂戴した費用の半分で済んだかもしれません。