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住み心地の良い家を造るには、窓の事を考えましょう。その②

2019.08.27: 谷田貝 ブログ

前回、窓の種類などの話をしました。

 

窓の性能だけでは、本当の住み心地の良い家にはなりません。

 

日本の家は、南側に大きな窓を設ける事を良しとしています。

もちろん、日差しの入る家の方が良いですよね。

 

でも、壁と比べて窓は外の暑さ寒さを中に取り入れてしまう部分でもあり、大きければ良いという事だけでは駄目なのです。

 

他にも、西側や北側にも平気で大きな窓を使ったり、窓の数がやたらと多い家をよく見かけます。

 

 

窓の配置をしっかりの計画すれば、窓の数が少なくても、風は抜けますし明るい家になりますよ。

実現するためには、設計力が必要不可欠です。

 

南側の窓は、適度な大きさで冬の日差しを取り込み夏は庇やすだれで日差しを避ける工夫をする。

西側の窓は、風通しができる範囲で西日を避けるように小さい窓を配置する程度にする。

東側の窓もあまり大きくない方が良い。(一昔前は朝の陽ざしを取り込む考えもありましたが、近年の夏の朝の陽ざしを考えると・・・)

北側の窓もあまり大きくない方が良いですね。(西日の影響は北側まで回ってきます。)

 

これは、一つの例です。

間取りや近隣の環境、敷地と方位や道路との関係によって考える必要があります。

 

窓の事を考える上で大切な事は、性能の良いサッシを使い、環境を考慮しバランスを考えるという事です。

 

 

 

日本のサッシの性能は、ドイツなどの断熱先進国と比べると10年以上の遅れがあります。

しかし、良い家を建てたいと思っている施主さんが増え、良い家を造りたいと思っている工務店が徐々に増えています。

 

家づくり舎ファミリーでお勧めしている、YKKAPのAPW330樹脂サッシの金額も徐々に下がってきました。

燃費計算をして、長い目で見たローコスト住宅を提供しています。