さいたま市緑区三室 N様・I様邸の外壁は、モルタル下地光触媒入り漆喰左官仕上げです。
その下地のモルタルを施工する前におこなうラス工事があります。
ラスとは、モルタルを壁に塗る為に必要な物ですが、その下に必ず通気層を設けます。
通気層の確保には色々な方法があります。
この通気層の確保には15mm厚の板を釘で止めていく方法が一般的に多いのですが、家づくり舎ファミリーで施工している方法は、ラス下地の裏に15mmの通気層が確保できるように作られた特別なラスを使います。施工性と耐久性を考慮し採用しています。
隠れてしまう部分ではありますが、モルタルの壁を造る上でとても重要な工事です。
色々な外壁材が存在しますが、『瑕疵担保保険』のおかげで雨漏りに関して10年の保証が義務付けられています。
しかし、10年の耐久性が保証されていれば良いのでしょうか?
問題が出てくるのは15年後、20年後かもしれません。
逆に『瑕疵担保保険』がある事で、12年目の雨漏りの責任が施工者側に無いかのように使われるのではないかと懸念してしまいます。