さいたま市岩槻区にて築20年を迎える木造住宅の改修工事がスタートしました。
まずは、解体しながら状況を確認していきます。
壁を剥がすと、下地の作り方や断熱材の施工状況が確認でき当時の職人さんのこだわりを見る事ができます。
解体前の目視確認で良質な施工をされている印象がありましたが、実際に解体してみると凄く丁寧な仕事をしているのが分かります。
O様のお父様と話してみると、当時依頼する大工さんが作業している現場を見に行って決めたとか。
ただ、とても丁寧なので解体作業は少し大変でした。(笑)
O様との出会いは
同業者の工務店さんから「自然素材と意匠性を重視されているようなので御社を紹介したい」というお話がきっかけでした。
O様の要望は、
両親の住むご実家の2階を改修して水回りを別で設けたい。
家の耐久性や耐震性、断熱性は大丈夫か。
外装のメンテナンス工事も一緒に考えたい。
自然素材を使った空間にしたい。
住宅を大規模改修する時に、とても重要な事が2つあると考えています。
①しっかりと施工されているかという事(雨漏りリスク、施工の質、断熱状況など家の性能的総合評価)
②その家に愛着があるかどうかという事
この2つをクリアしたO様邸を、今以上に愛着を持ち継続して頂く為に必要な事を考え、ご理解いただき工事内容が決定しました。
これから約1か月半、よろしくお願いいたします。