東松山市M様邸の大工工事も残すところ半月程度となりました。
部屋の形状も分かるようになってきて、いよいよ仕上げとして見える部分の作業に入ってきました。
M様邸のリビング天井は、屋根形状を活かした勾配天井です。しかし、その一部は構造的な水平構面強度を確保する為に構造用合板を施工しており、平らな部分があります。
その平らな部分にアクセントとして、羽目板を施します。
素材は、窓枠や巾木、笠木など見える木部で使っている物と同じ、無垢の栂材を採用。
(※ツガと読みます。)
柾目の綺麗な材料で、空間に程よいアクセントを与えてくれますので、弊社では良く使います。
この栂材や床のパイン材などの無垢材は、経年変化をします。
家族の成長と共に、家も変化をする事で家族の歴史を感じる事ができ、自然と家に愛着が湧いてくる
弊社のコンセプトにもありますが、
『50年後も60年後も家に愛着を持って欲しい』
そんな思いが、自然素材を使う理由です。