先週の金曜日、8月20日に上棟した越谷市南町K様邸の2層目の垂木施工が完了しました。
家づくり舎ファミリーでは、屋根の形状を2層構造としてますので、垂木と野地板の施工を2回行います。
1回目は、上棟日に完了することを目標にしています。
そして、本日2回目の垂木施工が完了し、明日からは2回目の野地板を施工します。
ちなみに、この軒先部分の黒い部材は樹脂製です。
この部分は、どんなに丁寧な仕事をしても雨水が浸みる可能性があります。もちろん微量ですが、50年先まで考えると水に強い物を使いたいですね。
なぜ、2層構造とするのかには理由があります。
①上棟日に屋根の防水紙まで施工する事で雨対策ができるから
②通気層の確保がしっかりできるから
③屋根の防水紙が2重になり、雨漏りリスクを長期的に軽減できるから
④屋根断熱の施工性が向上するから
⑤屋根気密の施工性が向上するから
です。
屋根を2回造るわけですから、コストアップにはなります。
しかし、このコストアップが将来にかかるメンテナンスコストを抑えて、長期的に安心できる構造となるのです。
家の総予算は、建築完成までにかかる費用で考えてはいけないと思います。
建築費+(ランニングコスト+メンテナンスコスト)住み続ける年数
50年後、60年後、【この家で良かった】
と思って欲しい
私は47歳なので、その言葉を聞く事は出来ないと思いますが、
でも、聞きたいなー
107歳 生きてたりして〜(๑˃̵ᴗ˂̵)