改修工事現場の断熱施工が完了しました。
基礎と構造躯体だけのスケルトン状況にする事で、改修工事でも新築と同等の断熱施工が可能となります。
では、改修工事は
「ここまでした方が良いの?」と質問されたら、
私は「はい」とは、言わないです。
それは、
既存建物の状況はどうか・・・
改修後に何年住みたいのか・・・
改修工事の費用はいくらまでか・・・
弊社は断熱と気密の施工はとても重要だと考えています。
しかし、ここまでの断熱施工をする為の費用は、新築と同じくらいになってしまう事もあるのです。
だから、改修工事で断熱改修や耐震改修をする場合には
既存建物の状況はどうかを調査する
改修後に何年住みたいのかを人生計画を踏まえ考える
改修工事の費用をいくらまで出して良いかを、人生計画を基に資金検討をする
ことが必要です。
この建物は、築27年です。
しかし、27才とは思えないくらい 老けてます。
築40年と言っても良いくらいの建物です。
おそらく、この改修工事の相談をいただいたら、
「やめた方が良い」と言うでしょう。
計算してみましたが、新築しても同等の費用がかかります。
でも、この現場は改修工事で進めています。
実は、この建物は弊社の店舗事務所として使う為に購入した中古の建物です。
私も、かなり悩みました。
確かに老けた建物です。
でも改修工事でよみがえり、延命する事が出来る。
解体して、新築は簡単だけど、【ウッドショック】の事もあります。
費用対効果だけで考えたら、建て替え一択ですが、
最終的に
改修工事をして30年以上使える建物にしよう!
と決断しました。
2022年1月オープン予定です。
木製サッシも採用しています。
リフォームするか新築にしようかって悩んでいる方は、ぜひご覧ください。