1月9日、本日より 令和6年の家づくり舎ファミリーが始まります。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年もより一層お喜びいただけるよう、スタッフ一同精進して参ります。
お客様とご家族皆様もご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
年始早々から能登半島地震が発生し、多くの方が被害に遭われました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
人の都合など関係なく災害は起こるという事実を改めて突き付けられたわけですが、積雪量も多く大変な状況が続いております。
1日でも早い救助作業と復興を願わずにいられませんが、作業に当たる方々もご自愛ください。
今回の災害を建築業に携わる立場として考えてみると、災害の拡大には大きな人災が関与していると感じてしまいます。
その一端には、私自身も関係があると重く受け止めています。
地震による倒壊の多くは、木造住宅であるという内容の報道もあり、木造住宅は地震に弱いという風評被害を懸念しています。
その辺はさておき、
建築基準法で定める耐震基準は避難できる時間を稼ぐ事までしか考慮されていないという事をご存知でしょうか?
つまり、震度6、7が発生すると建築基準法に則っても木造家屋は倒壊するという事です。
つまり、木造住宅を建築基準法に則って造っても地震大国では、備えが不足という事です。
耐震補強が進んでいたら、新築が耐震等級3で造られていたら、
被害の大きさも違っていたことでしょう。
この被害拡大は、人災だと私は考えています。
国の定める基準だから・・・
では無くて、ご自身の財産を守る為に、これから建てる家は『許容応力計算による耐震等級3』が最低基準として考えてください。
阪神淡路大震災を経験し、東北地震を経験し、熊本地震を経験しても なお、
耐震等級3が常識化しない建築業界
耐震補強が進まない現状
住まい手の方に負担を掛ける事は本意ではありませんが、
家づくりを検討されている方々にお願いです。
どうぞ、『許容応力計算による耐震等級3』を最低基準にご検討宜しくお願い致します。
建築基準法に則ってで建てられた方、建築基準法に満たない家にお住まいの方にお願いです。
どうぞ、『耐震補強』をご検討ください。