越谷市S邸の壁をはがして、耐震補強を行います。
はがしてみると、今では常識の防水紙がやはりありません。しかも、板金サイディングの隙間から、少量ですが雨が侵入していたようで、断熱材が少し黒くなっていたりしています。
悪い物は交換しながらですが、幸い構造材は問題なさそうです。
築25年のS邸は、とても丁寧な仕事をしていました。こだわりを持った良い職人さんに建ててもらったようです。しかし、今の建築基準法までの施工は当然ですが、出来ていません。
今回、家づくり舎ファミリーが提案した耐震補強の内容は、
1、柱と土台を強くつなぐ事! → 金物の設置
2、柱と基礎をつなぐ事! → ホールダウン金物の設置
3、スジカイと柱・土台を強くつなぐ事! → 金物の設置
4、耐震構造力のUP! → 耐力面材の設置
これに加えて、
5、制震工法の採用! → 制震ダンパーの設置(上の写真)
を1階まわりに行います。 (※震度6強を震度5強に和らげてくれる制震工法です)
これからしばらく天気予報、空模様と「にらめっこ」をしながらの工事です。
良い天気が続きますように!
「そうだ、てるてる坊主でも作ろうかな」