熊谷市U様邸の外装改修工事を10月17日から行っております。
今回の工事内容は、バルコニー部分のサイディング張り替え工事と、それ以外の外装塗り替え工事及びシーリングの打ち替え工事です。
去る10月19日の金曜日にバルコニー部分の外壁を剥がしてみると・・・
中の束と笠木木下地が腐っています。その場で状況を確認し、下地の交換が必須であると判断しました。
そのまま、U様とお話して予定を急遽変更!月曜日に大工と下地材料を手配しバルコニーの補修工事を行う事になりました。
そして昨日10月22日
腐食部分を取り除き補強していきます。
念のため防腐材を塗ります。
板金笠木の下地合板を施工しますが、その下に水が侵入しないように2重で防水紙の施工をします。
今はあまり見る事の出来ない、現場で職人さんが板金加工をしている姿!この道具は私も初めて見ますね。
加工した板金を取り付け、さらに裏側にシーリングをした上に板金を被せます。
これで一安心!
築15年の家で、ここまでとは・・・ 可能性はあると思っていましたが想定以上でした。一番の原因は板金の施工不良です。
脅かすわけではありませんが、バルコニー部分の施工不良で木が腐る事例はタイルのお風呂に次いで多いのです。
今回の工事でサイディングを剥がす事になり本当に良かったと思います。このまま、さらに10年放置していたら転落事故の可能性だってありますからね。