昨日は新年挨拶の途中で久喜市桜田の現場に寄りました。
ちょうど現場発砲ウレタンの断熱工事中でした。
これは一階の内壁の下部の写真です。
じつは内壁の下部は床下とつながっています。
ここを何もしなければ、床下の冷たい空気は建物内に入り放題なのです。
グラスウールなど大工さんが壁の中にはめ込んでいく断熱材ですと
こんな箇所まで隙間を埋めて行くことは難しいです。
「木造住宅が寒い!」
と言われる理由はこういった隙間がいっぱいあり
それをすべて埋めて行くことがとても難しいからなのです。
それを可能にしてくれる断熱方法として、この現場発泡ウレタン断熱があります。
ただしこの現場発泡ウレタン断熱も人がやる事。
ポイントをおさえてしっかり施工が出来るかどうかにかかっているのです。
弊社の現場は「スクラム」さんという業者さんですが
この社長さんがその辺の施工へのこだわりが徹底していて
弊社としても安心して現場を任せる事が出来ています。
スクラムさん、今後ともよろしくお願いいたします!
これは二階のバルコニー下の断熱。
バルコニーの床は夏の太陽をまともに受ける
最高に暑くなる箇所なのです。
そんな箇所の下ですからそれこそしっかり断熱をしないと
夏とんでもないことになります。
過去にも何度かこのブログでもお伝えしている事ですが
家は人が創るもの。
マニュアルに書いてあるからやるだけでなく
こんな理由があるからこの施工は必要だ
といった主体的なコンセプトが絶対必要だと感じます。
私達も常に向上心を忘れずに
こうするともっとよくなるかも?という視点を忘れずに行きたいと思います。
こちらは5年前に鳩山町で建てた70坪を超える二世帯住宅のK様宅です。
弊社の施工エリア外の場所でしたが訳ありで施工させていただきました。
毎年年始のあいさつだけの訪問ではありますが
いつもかわいい4人のチビちゃんたちがお迎えをしてくれます。
地元ではあの豪邸と言っていただいているそうです。
今年もお茶ごちそうさまでした。