着々と工事が進む松戸市河原塚S様邸。
外回りは遮熱機能のある防水シートの上に、
胴縁と呼ばれる細長い木材を一定の間隔で躯体に取り付ける作業をしています。
この胴縁はとても重要な役目があります。
胴縁の上に外壁材を施工していくのですが、躯体と外壁材の間に隙間を作ることによって、
常に新鮮な空気が流れる状態を保つことができるのです。
これにより壁の内部に湿気が溜まったりカビが発生したりするのを抑えて乾燥した状態を保ち、
建物の耐久性を増すことができます。
建物が完成するとこれらは完全に見えなくなってしまいますが、
裏方で建物の寿命を支えるとても大切な役割をしているんですね。
内部では石塚電設さんによる電気配線工事が行われています。
▽屋根裏部屋での作業の様子。天井高が少々低いなかでの作業、ご苦労様です。
電気配線工事は、
照明器具が設置される予定の位置まで配線を引いたり、
コンセントやスイッチのボックスを取り付けたり・・・といった内容です。
特にコンセントやスイッチは、生活動線に絡むものになります。
「ここにもう1個コンセントがあったらよかったな」
「この照明のスイッチはこっちにあったほうが使い勝手がよかったな」
など。住み始めて「しまった!」ということが極力ないようにしたいものですね。
我々もそういったことを念頭におきつつ、お施主様にヒアリングを行い、
提案していかなければいけないなと思います。
住み手になった気持ちで、より使い勝手がよくなるようにいろいろな可能性を
探っていくことが必要だと思います。
千葉