先日行った 草加市M様邸 60%完成現場見学会は、弊社での家づくりを検討頂いている方との打ち合わせの場として大変有意義な時間となりました。ご協力いただきました、M様には感謝申し上げます。
現場の方は、床材を搬入し施工中です。
弊社で、一番多く使っている床材は 無垢パイン材 15mm(自然塗料仕上げ) です。
無垢の床材を使う事に関して、皆さんはどのように考えていますか?
雰囲気が良い
足触りが良い
健康的な感じ
というプラスな部分
掃除が大変そう
傷やシミが気になる
コストが高くなる
などのマイナスな部分
このマイナスの掃除や傷・シミに関しては無垢床の特性を理解していればマイナス部分では無いと考えています。
(傷・シミは必ず起こります。その対処が可能という事です。)
弊社では、引き渡し時にメンテナンスボックスをご用意し、誰でも簡単に自然素材のメンテナンスが楽しめるようにレクチャーしております。
もう一つのマイナス、コストについてですが、合板フローリングと比較すると 1坪あたり7,500円(当社比)違います。
6帖の部屋を無垢に変えると 22,500円の差額です。
これが高いか、安いかは価値観の問題なので断定することはできません。
しかし、このように考えるとどうでしょう?
合板フローリングは、15年後、20年後に同じように綺麗な状況を保っているでしょうか?
弊社でご依頼いただく改修工事の中には、合板フローリングを貼り換えたり重ね貼り施工のご依頼を頂くことがあります。
この工事代は、6帖間で100,000円~200,000円(状況による)くらいになります。
一方 無垢の床は芯まで無垢ですから、表面が傷んでもメンテナンスボックスを使って自分でメンテナンスができるのです。
つまり、貼り換えは不要 自分でメンテナンスすれば 0円です。
表面の仕上げが本物に見える技術は、本当に優れていて改めて『日本人って凄い』と思います。
でも、無垢材を使う理由は見た目ではありませんので『本物』が良いですね。