先週末、宮代町のS様邸の完成現場見学会が無事終了しました。
いつもそうですが、お客様との貴重な出会いの機会をいただきました。
今回の見学会開催を快諾いただいたS様、本当にありがとうございました。
今回は「なぜ温かい家は健康の条件なのか!?」というテーマでセミナーも開催しました。
講師にはエネルギーパス協会 専任講師の吉田登志幸氏を迎え、
家の環境と人間の健康について、わかりやすく医学的な視点からもお話しいただきました。
寒い家に住むことによって起きてしまう「ヒートショック」
例えば、風呂場で溺死している死亡者は、確定しているだけでも毎年約4000人。
この数字には風呂場で亡くなる、または昏睡状態になり、病院へ運ばれた後に亡くなっている人はカウントされていません。
そのため、実際に風呂場で何らかの麻痺を起こし、亡くなっている方は毎年数万人規模に及ぶと考えられます。
これは世界的に見ても断トツNO .1の数なのです。
日本は世界有数の経済先進国であるにもかかわらずです。
それでも10年20年前から比べれば、日本の家もかなり良くはなりました。
最近家を建てた方が親の家と比べたりすれば一目瞭然だと思います。
でもエネルギーロスについてバランスよくしっかりと造った家は違うなぁと感じます。
今回の家はZEH(ゼロエネルギーハウス)認定住宅です。
二日間の見学会の間、一台のエアコンで家じゅうを温めて、昼間はOFFにしたりしていました。
エアコンの効きもよく、なにより居心地がよかったです。
自分たちとしても自信を持ってお勧めできる性能の家を実感することができました。
これからの日本、電気代が下がる要素はありません。
確実に上がっていくと断言しても過言でないと思います。
家づくりのコストを考えるとき、是非とも住んだ後のランニングコスト・メンテナンスコストを考えていただきたいと思っています。
目先のローコストを優先し、住んだ後の光熱費やメンテナンス費をたくさん払うことは楽しくありません。
どうせ使うなら自分たちの暮らしの質を上げるために使いたいものです。
そのためにも、例えば30年間の燃費計算、メンテナンスコストシュミレーションなどが大事になってきます。
そんな検討をしながら建物の規模・仕様を決めるようにしております。