さいたま市の大宮区 A様邸の断熱工事を行いました。
断熱工事は専門の職人さんに施工してもらいます。使う材料は高性能グラスウール16Kを壁に10.5cm、屋根に21cmを充填します。
しかし、断熱材をたくさん入れれば、省エネ住宅になるという単純な事ではありません。
断熱材を隙間なく施工する技術と知識があって本当の省エネ住宅となり『夏涼しく冬暖かい』環境が出来上がるのです。
いつもの信頼できる断熱工事専門の会社に、職人さんを指定して来て頂いております。この現場で何件目でしょうか?家づくり舎ファミリーの『想い』をとても良く理解してくれていて、有難い限りです。
施工中の様子動画です。ご視聴ください。
このように、1枚1枚計りながら隙間なく充填施工します。
しかし、この施工方法は日本でもっとも多く使われている【袋入りグラスウール】では不可能なのです。
20年前は北海道でしか見かけなかった【裸のグラスウール】を2人の職人さんが3日間かけて施工します。
最後に気密シートと気密テープで断熱材側に湿気が入り込まないように施工して断熱工事が完了します。
住宅と密接な関係があるこんな事実を知っていますか?
〇室温が16℃以下の環境にいると免疫力が低下すると言われている事をご存知でしょうか。
(癌などのリスクも高まります。)
〇ヒートショックでの死亡者が交通事故の死者より多い事をご存知でしょうか。
(年間19,000人で交通事故死者の4倍です)
〇ヒートショックでの死亡者数で日本は世界で断トツ一位である事をご存知でしょうか。
(寒い洗面所と熱湯風呂の寒暖差が危険です)
〇先進国の中で、日本は断熱に関する基準がまだまだ低い事をご存知でしょうか。
(その低い基準ですら守れていない建築業界)
『高気密高断熱は高いし、そんなの贅沢だし費用がかかるから普通の家で良い』
なんて、お考えの方へ
◎日本で造られている最も多い一戸建てはエネルギーコストがかかります。
◎エネルギーコスト差額 ✖40年 > 高気密高断熱施工費という計算式が成り立ちます。
◎断熱性能の低い家は医療費がかかる可能も高くなります。
◎断熱材の施工が粗悪であれば、高温多湿の日本では家は短命になります。
人生100年と言われる時代です。
家を建てる時には、ぜひ50年後・60年後の事まで考えてください。