北側の奥にある台所。
旧日本家屋の特徴の一つですね。
当然ですが、奥様にとっては寂しい作業場となりっておりました。
メインで使う娘さんの意向も加わり、キッチンを入れ替える事に!
しかし、問題なのは6帖という空間。
狭いわけではありませんが、普通のI型キッチンでは良いレイアウトになりません。
そこで採用したキッチンは、Ⅱ型と呼ばれるガスコンロとシンクが分かれているタイプを採用し、
広縁と台所の間にあった押入を撤去し7.5帖にする事で使い勝手の良い空間へと変わりました。
食器棚は既製品では難しい部分があり、造作する事になりました。
これを実現する為に、壁・床・天井を全て撤去します。
断熱工事も行い空間の再構築。
壁と天井に石膏ボードを貼り、漆喰左官で仕上げます。
広縁からの出入りには、造作のオリジナル戸を採用
対面キッチンの明るいダイニングキッチンの完成です。