八潮市A様宅の雨漏り解決の1年後に、今度は軒下の板が剥がれてきてしまったという相談をいただきました。
軒下に貼られた板は、化粧べニアです。無垢の木より安価で施工が容易である事を理由にこの年代の家で多く使われています。
そして、同じように剥がれている家をよく見かけます。
この材料は、外で使う物ではありません。屋内で使う材料として開発されました。
材料の選定は施工業者や設計士の業務として、とても大切な要素です。『知らなかった』や『考えなかった』では済まされませんね。
家づくりの素材は常に新しい物が開発され、5年前の製品が古い物又は廃盤になったりする状況です。
開発された素材の中でも、耐久性やコスト面・意匠面など色々な要素でそれぞれのバランスで作られています。
家づくり舎ファミリーが素材選定で大切にしている事は、20年後、30年後まで踏まえてコストバランスが良いかという事。
これは、改修工事であれ、新築工事であれ同じです。