三隣亡は『さんりんぼう』と読みます。
大安や友引などの六曜が載っているカレンダーには、記載がある場合があるので見たことがある人もいると思います。
こんな感じです。
三隣亡は、建築や不動産の業界であれば知っている人も多いでしょう。
この日は、家を建てる事などに関わる事は大凶日と言われています。しかし、月に2~4日ありその都度工事をストップする事はしておりません。着工日や地鎮祭、上棟日を避けるというのが一般的に多いように思います。
しかし、この三隣亡の由来には江戸時代書物に書かれた【三輪宝】が語源という説があり、当時は 屋立て良し、蔵立て良しと 全く逆であったと言われています。
不思議ですね。
さらに、大安や友引などの六曜についてですが
根拠のない迷信から出来ており、仏滅が不吉な日というわけでは無いそうです。
だから、三隣亡も仏滅も関係無いとは言いません。
人それぞれ、考え方や思いは千差万別です。
気になる人は、日を選んだ方が良いです。
私達も工事の段取りやご契約日などには、三隣亡や仏滅を避けています。
家づくりは工場生産などと違って、仕上がりに人の心が大きく影響します。
お施主様はもちろんですが、作業する職人さんや出入りする業者さんそして私たちも気持ちよく一生懸命に家を創る。
その為には、このような昔からのいわれ事も軽視してはいけないように思います。