建て替えとリフォームはどちらが得なのか?
この質問を工務店・ハウスメーカーに話せば「建て替えた方が良いですよ」、リフォーム会社に話せば「リフォームで新築同等になるので十分です」と言われるでしょう。
建て替えでもリフォームでも、決して安くない費用を払うのですから失敗したくないですよね。
●建て替え診断チェック!
今お住まいの家が築30年以上経過している方は、以下の項目にいくつ当てはまりますか?
〇冬に、朝起きて室内の温度が5℃以下である
〇冬の、夜中に目が覚めトイレに行く
〇冬に、お風呂の設定温度が42℃以上
〇冬に、リビングから出る時に上着を着る
〇冬の、1カ月暖房費は20,000円以上で、しかも寒さを我慢している
〇冬に、室温が20℃あっても寒い
〇冬に、朝布団から出たくない(羽毛布団を使っている)
〇夏に、エアコンがフル稼働しても暑い
〇夏に、日差しが室内に入り暑い
〇夏に、熱帯夜で眠れない
〇使っていない部屋がある
〇2階にほとんど上がらない
〇45坪以上ある
5つ以上当てはまる家にお住まいでしたら、建て替え又はリフォームを検討しましょう。
●築30年の家と家づくり舎の推奨する家を比較してみた。
1980年に制定された基準の家(30坪の家での想定)
年間光熱費
電気代 200,000円(エアコン・照明・換気扇・家電)
ガス代 120,000円(給湯・コンロ)
水道代 60,000円
合計 380、000円/年間
家づくり舎の推奨の家(30坪の家での想定)
年間光熱費
電気代 (オール電化) 140,000円(エアコン・照明・換気扇・家電・給湯・コンロ)
ガスなし
水道代 50,000円
合計 190,000円/年間
この差額は30年間で、
190,000×30年 = 570万円 にもなります。
断熱の違いだけで、こんなにも余計な出費が生まれるのです。
でも、『こんなに払っていないよ~』という声が聞こえてきますね。
その差額は、我慢が作り出しています。その我慢は医療費に転換されているんです。
さらに、健康寿命を縮めてしまってもいます。
免疫力アップで病気になりにくくなる!
断熱性能の高い家と低い家では、同じ室温でも体感温度が全く違うという事をご存知ですか?
人は16℃以下の環境で免疫力が低下すると言われています。ということは室内の温度が安定する事で病気になりにくく、医療負担が軽減される。(サプリメントなども高価ですね)
さらに、室温が安定するという事は、エアコンや給湯器にかかる負荷が低くなり買い替えサイクルが長くなる。
というメリットも生まれ、想定で150万円以上の差が発生します。
断熱の違いはランニングコストの節約だけでなくお金では買えない健康が手に入ります。
今後のメンテナンス費用をかんがえていますか?
築30年の家が、あと30年間の耐久性があるのか?
という事です。
家の立地や、使われている素材、施工の質によって状況は変わりますが、一般的に多くみられる家を基に検討します。
30年以上前の家で多く使われている材料(想定)
屋根材:和瓦葺き
外壁材:モルタル下地吹付塗装
雨樋材:塩ビ製
床材:合板フローリング
内装壁:ビニールクロス
屋根の補修メンテナンス費 150,000×2回 (15年に1回)
外装等の塗装メンテナンス費 1,300,000×3回(10年に1回)
内装床補修メンテナンス費 800,000(主要部屋床重ね張り想定)
内装壁の張替えメンテナンス費 800,000(1回張替え)
住宅設備機器の老朽交換費 1,200,000(コンロ、給湯器、水栓等)
合計700万円です。
考えて欲しい事
30年後には『築60年の家』になった家は、どうなるでしょう?
今まで以上のメンテナンス費用がかかる可能性がありますよね。
問題を先送りしない事が最もお得です。
物価上昇の続く今は、なかなか高額な建て替え・リフォームに踏み切れないものです。
でも、物価上昇や電気代高騰は止まりませんよね。
解決方法は問題を先送りせずに、未来への投資をすることです。
断熱性能を上げる事で、先に支払う光熱費が抑えられさらに健康寿命を延ばす事ができます。
結論!
築30年以上の家は、断熱性能を向上させる事が最も重要で、その手法が建て替えでもリフォームでも良い。
それが答え? と言われそうですね。
実は、その環境・状況によって考える必要がある為、建て替えでもリフォームも正解なんです!
建物の状況・敷地の状況・家族構成・将来の事を踏まえて、
断熱性能の知識・耐震性能の知識・建築の知識のある会社へ相談する事をお勧めします。
