雨樋が詰っているって思った事ありますか?恐らく多くの人が、気が付かないかもしれませんね。
さいたま市岩槻区O様邸には、1階の屋根を超える大きな柿の木がありました。(今は、小さく切ってあります)
その枯れ葉などが原因でしょうが、その近くの集水器が詰まっていました。
塗装の前に高圧洗浄をかけている時に発見しましたが、O様は認識が無かったので点検をしなければ気が付かないままだったかもしれません。
樋を外してみると、タテの丸い樋が40cmくらい、土・腐葉土が詰まっていました。
足場がある時に、出来る事がたくさんあります。
外壁の塗り替えは、塗装業者さんやリフォーム業者さんが行っていますが、その方々は建築士としての目で家を見ているでしょうか?
もちろん、より仕事をされているでしょうし、悪意はないでしょう。
でも、足場を架ける時は家を点検できるとても良い機会です。
他にも、サイディングの施工方法が本来と違っていたり、軒下の素材やサイディングに割れがあったり、必要な釘がなかったりという事がありました。
1つ1つは、小さな事ですが、その積み重ねで家の寿命を縮めてしまう可能性があります。
足場を架ける時は、家の点検が出来る大きなチャンスです。家を長く使う為に必要なチェックをしましょう。