東松山市M様邸の基礎工事が始まります。
道路との高低差がありますが、近隣が畑ですので作業性が良く
とても助かります。
まずは、根切して砕石を敷いていきます。
砕石は、しっかりと転圧します。
とても地味ですが、とてつもなく重要な作業です。
30坪の木造住宅は、40t程度の重さがあります。
地盤がしっかりしていて、構造計算により強固な基礎を造ってもその間に位置する砕石の転圧が弱ければ、
不同沈下してしまう事だってあります。
隠れてしまう部分の施工に対して、
どれだけ丁寧に、どれだけ責任をもって作業するか
私たちが絶対に確認しなければならない事ですね。
ちなみに、
M様邸は、耐震等級3を許容応力計算を基に取得しています。
耐震等級3は熊本地震(震度7を2回)でも損傷がほとんどなかったという素晴らしい実績が存在します。
以前書いたブログで触れてますので、良かったらご覧ください。
しかし、地震大国日本で耐震等級3の家って、
まだまだ、少ないんです。
それは、
耐震等級3がスペックオーバーとか
耐震等級3まで無くても家は強いとか
そんな事を言う建築業界の人がたくさんいるからかもしれません。
そんな事を言う設計士や建築会社に合う事があったら
『耐震等級3じゃない家は、家族の命と財産を守る事が出来るのですか?』
『熊本地震のように震度7が2回続いても御社の建物は、住み続けられるんですか?』
と聞いてみてください。
おそらく、明確な答えは返ってこないでしょう。
熊本地震(震度7が2回)で倒壊しなかった耐震等級3は、地震に強い事を証明しています。