床下に全熱交換24時間換気システム『澄家』を設置しました。
床下に設置する為には、最初の設計段階から想定する必要があります。
床下には、排水管や給湯給水菅もありますので、メンテナンスの事も考えてダクト計画をしなければ無駄にダクトが長くなり効果が下がってしまいます。
さらには、床下に空気を流す関係上出来るだけオープンな基礎にした方が良いのですが、構造計算が義務ではない4号特例の木造住宅(2階建て以下)では検討が難しいかもしれませんね。
弊社は、全棟耐震等級3を許容応力計算(構造計算)を行いますので、基礎の形状を地中梁などを利用し高い耐震性を維持しながらオープンな基礎を造る事が可能です。
この黒い虫みたいな部材が、排気の分岐になる場所でチャンバーです。
ここに全ての排気がまとまって来る為、ダクトがたくさん集中しすので、基礎の上に置いた状況だとメンテナンスが難しくなってしまう為、根太から吊るす方法を取っています。
マーベックスの和久さんに、吊る方法は無いの?
と質問したら、部材の用意があるという事で即採用しました。
でも、あんまり使っている会社さんが無いみたいです。
私は、絶対吊った方が良いと思いますけどね。
この現場で断熱施工現場見学会を開催します。ぜひ、実物を見にご来場ください。
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