断熱気密施工が完了後のゴールデンウイークは、現場も休工しておりました。
5月6日より床材の施工が始まっています。
家づくり舎ファミリーでは、無垢の床材をお勧めしており最も施工実績が多いのが今回も採用している、無垢パイン材です。
厚みが21mmある北欧からやって来た無垢パイン材は木目の表情が良いですね。
無垢材を進める理由は色々ありますが、一番の良さは意匠性ではありません。
無垢材の一番の良さは、『変化』です。
完成してから、50年後・60年後も経年で表情を変え、住む家族と一緒に変化してくる愛着が持てる素材。
そこに加え、足ざわりが良い事や有害物質が含まれていない事、自分自身でメンテナンスが出来る事があります。
日本では、合板フローリングが最も多く採用されていますが、経年で劣化します。
新築当時が一番最高の製品でそこから経年劣化を続け、50年後には貼り替えも考える必要がありますね。
さらに、足ざわりが悪く夏はペタペタして冬は冷たい、国の基準値より下とはいえ有害物質が含まれていますし、メンテナンスは業者任せです。
無垢の床材を否定する人は、決まってこう言います。
「傷がつきやすい」
「シミがつきやすい」
「お手入れが大変」
確かに傷やシミはつきやすいです。
しかし、経年変化した自然素材は傷やシミは気にならなくなります。(もちろん、気になる人もいます)
お手入れが大変は、誤解です。
普通に掃除機や雑巾がけもして大丈夫です。
素材選びには必ず理由があります。
その理由は、人によって異なる事は仕方ない事だと思っています。
だから、家づくり舎ファミリーでは選んだ理由をお話しします。