さいたま市緑区H様邸の付加断熱施工が順調に進んでいます。
付加断熱とは、断熱材を構造躯体の外側に貼る工法ですね。
それって、外張り断熱?
同じようでちょっと違います。
外張り断熱は、構造躯体の外にしか断熱材が施工されませんので、壁の中は空洞です。
一方、付加断熱の場合は、壁の中にも断熱材を充填してさらに外側に断熱材を付加します。
なので、付加断熱と言います。
弊社が採用している付加断熱は、「STO」というドイツのメーカーです。
素材は、見ての通り発泡スチロールです。(建築用EPSとも言います)
発泡スチロールで大丈夫? と思われるかもしれませんね。
安心してください、準防火地域でも防火地域でも使う事が出来るよう認定もしっかりとしています。
付加断熱にはメリットがたくさんあります!
①、構造部分の柱や梁を断熱材で包む事で、熱橋を無くす事ができ快適性が変わります。
②、連続された断熱材は、外側の気密性を向上させます。
③、①と②の効果で、ランニングコストが抑えられ経済的です。
④、家が軽くなり耐震性が向上します。モルタル下地の外壁材は概ね6t程度ありますが、それが400kg程度
さらにSTOさんの左官材は、蓮の葉と同じように目に見えない毛の効果で撥水性があり汚れにくい為、20年間隔でのメンテナンスで済みます。
付加断熱を使ったUA値0.3w/㎡の家は贅沢なのではなく、
長い目で、40年先まで見据えた時に
最も経済的な『家』となります。
さらに、40年間の快適性を得られるのです。
この事実を1人でも多くの人に知って頂く事も、家づくり舎ファミリーにとって大切な業務であると考えます。