8月20日
越谷市南町にてK様邸の上棟を行いました。
雲一つ無い青空ですが、少し空が高くなったように感じますね。良い上棟日よりとなりました。
最初に1階の柱を建てます。
柱や梁には、印字がされており【ぬ3】などが書かれています。
この印字は【番付け】と呼ばれ、どこにどの柱・梁を使うのかが瞬時にわかるようになっています。
大きい梁は、レッカーを使い釣り上げて作業します。
2階の床は、剛床と呼ばれ24mmも厚みのある構造用合板を敷きこんで、釘で留めていきます。
2階の桁まで、組上がりました。
ここまで、とても順調なペースで進んでいます。でも、目標は1層目の屋根下地に防水紙を貼るところまで、まだまだ作業は続きます。
屋根下地を2重構造にしていて、一層目の骨は断熱材の施工合理化も考慮して考えた方法です。
垂木45mm×210mmのひのき材を合掌に組んでいきます。
垂木の上に野地板(構造用合板12mm)を敷き込み釘で留めます。
野地板を貼り、その継ぎ目にも気密テープを貼ります。
最後にウルトの防水紙【ウートップサーモNDプラス】を敷き込みます。
この防水紙の大きな特徴は透湿性です。
外気に近い過酷な環境である屋根の直下は、温度差により結露を起こすリスクがあります。
その結露の原因となる湿気が透過する事で、野地板の痛みを抑える事ができます。
この時点で、時間は17時!
職人さん達の頑張りのお陰で、目標を達成する事ができました。
お施主様からのご厚意もあり、とても暑い1日でしたが、乗り切る事ができました。
ありがとうございます。
そして、K様 上棟おめでとうございます。
これからも引き続きよろしくお願いいたします。