2重垂木施工である為、屋根の野地板を2回施工します。
その2回目には、無垢杉板を採用しています。
この上に、防水紙を施工してガルバリウム鋼板を葺くのですが、当たり前ですが、とても薄いです。
その薄さですから、夏の日差し・冬の氷点下の影響を直接受けるようなものですね。
合板って大丈夫なんでしょうか?
弊社でも構造用合板は普通に使います。
とても優れており、耐震等級3の躯体を造るにはとても重宝していますので、合板に否定的な考えはありません。
しかし、この過酷な環境で50年後、60年後はどうなんでしょうね。
合板の最大の敵は、水分です。
雨漏りは、論外ですが 結露のリスクがある場所にはあまり使いたくないと考えています。
(もちろん、ほんのちょっとのリスクですよ)
この考え方で、無垢杉板の野地を使う事は過剰でしょうか?
でも、実は合板より安いです。
そうなんです。コスト削減しながら、安心が取れるのです。
(我ながら良い決断だったと自画自賛しています。)
こちらのK様邸にて構造躯体現場見学会を開催します。
申し込みお待ちしております。