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高気密高断熱の施工品質は、数値だけでは表せません。

2021.12.11: 松伏町 F様邸新築工事

松伏町F様邸では、断熱工事が順調に進んでおります。

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断熱性能を測る外皮平均熱貫流率 UA値は、

屋根・壁・床(基礎)に使われている断熱材の種類・性能・厚さと、サッシの性能を踏まえて算出されます。

しかし、現場での検査はありません。

 

断熱材は隙間無く施工する事が重要!

って当たり前ですよね。

 

隙間がある場合は、断熱欠損となり外気の温度が伝わってしまいますから。

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そうなんです。

UA値が優れていても、施工が悪いとその性能を発揮できないのです。

 

弊社では、袋に入っていない剥き出しのグラスウールを使い、壁の中や屋根の裏側に充填施工を行いますが、

日本で最も多く使われているグラスウールは袋に入っています。

 

袋に入ったグラスウールを壁の中に隙間なく充填する事は、不可能と言っていいでしょう。

例えば、コンセントボックス廻り

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袋に入った状態で、ここに隙間なく断熱材が施工できるでしょうか?

無理ですね。

 

だから、剝き出しのグラスウールを使いカットして成型して隙間なく断熱材の施工をする必要があるのです。

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なぜ、この作業が一般化していないのか?

それは、

①断熱材の重要性を理解していない

②手間暇がかかり、面倒だから

③コストが高くなり売れなくなるから

などなど

 

そして、このような事を

してもしなくても、UA値は変わりません。

UA値は、何を使ったかでしかないのですから。

 

だから、UA値だけで、性能が良いと判断しないでください。

ぜひ、現場での施工状況を見てください。

せめて施工写真を見てください。

 

 

 

年末の忙しい時期の開催で恐縮ですが、今月に断熱工事見学会を開催いたしますので、

ご覧いただけると嬉しいです。

 

詳しくは、こちらから