野田市T様邸の上棟を12月18日に行いました。
レッカー車を設置し、構造材を搬入していきます。
上棟時に搬入される材料は、2t車が5台分あり、必要なタイミングに合わせて現場にやってきます。
許容応力計算により耐震等級3の構造材を組んでいくのですが、最初に柱を立て梁をホゾや仕掛けに組み込みカケヤで打ち込んでいきます。
構造用合板24mmを敷き込みます。断熱材の上部になる構造用合板には、隙間を無くす為の気密テープを施工しておりまして、この時点から気密施工は始まっているのです。
午後からは、2階部分が始まります。
同じように柱を立て梁を組みます。
T様邸は、屋根勾配が緩やかである為、断熱材の位置を梁下にしています。
その為、この2階梁の上にも構造用合板を設けて、気密テープを施工します。
1階部分の屋根上も同じですが、屋根の骨組みのさらに下には、透湿性があるルーフィングを施工し、小屋束など貫通部分には、ウレタンフォームや気密テープを施工しております。
気密施工が目的ですが、万が一の雨養生にもなっております。
日が暮れる前に片付けまで完了する事が、上棟日当日の目標!
屋根の骨となる垂木や野地板などを、レッカーを使って、施工する部分まで荷揚げします。
日が沈む前に、養生や片付け、清掃まで完了致しました。
当初の天気予報では、風速6mの強風となっていましたが、それほど強い風も吹かず
とても良い上棟日和となりました。
年内には、屋根の形状を造りルーフィングまでを完了させる予定です。
こちらの構造見学会・断熱施工見学会を開催いたしますので、日程が決まりましたら
ご案内させていただきます。