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お客様の声

シンボルはこだわりの造作キッチン。好きを詰め込んだ2階リビングの家

茨城県取手市・Nさん宅 夫婦40代、子ども2人/新築UA値0.25、C値0.20、耐震等級3

利便性の高い駅近の立地条件にこだわり、2019年に土地を購入したNさんご夫妻は、翌年から家づくりのパートナー探しを開始。前の住まいが寒かったので、住宅性能はかなり勉強したというご夫妻。高断熱・高気密に加え、さらには耐震性の面にも関心があり、情報収集を重ねた末に出会ったのが「家づくり舎ファミリー」でした。ご夫妻の希望で標準では50㎜の付加断熱を70㎜に変更した新居は、UA値0.25の高い断熱性能。各階に設置された6畳用エアコン2台で冷暖房が賄え、快適そのものだといいます。

シューズクロークの代わりに壁面収納とし、広さを確保した玄関。大きな荷物の整理もしやすく、奥さんのDIYの作業場としても大活躍しているそう
家族それぞれの個室と水まわりを配した1階はプライベートゾーン。巾木は施主支給のもので、塗装仕上げの輸入ドアが統一感を演出する

高層の建物が立つ可能性がある土地のため、家づくり舎ファミリーでは2階リビングのプランを提案。LDKは仕切りがなくオープンにつながり、屋根なりの勾配天井は約3.5mの高さで、面積以上の広がりに満ちた開放的な空間となっています。

薄いピンクの珪藻土塗り壁がかわいらしい子ども部屋。2つある子ども部屋は、巣立ったあとは最小限の工事で一つの部屋にもできるようにしてある
落ち着いた雰囲気のご夫妻の寝室は1階の最も奥に配置。ベッドも造作
かわいらしいタイルのあしらいが印象的なトイレには、造作の手洗いを備えた
広い階段下を収納スペースに。基礎断熱の分、床を下げて高さも確保した。設備の点検口もここに設置し有効活用
幅広で使いやすい洗面化粧台は友人のイギリス人の家具職人による造作

そんな2階の中心となるのは、イギリス風の造作キッチンです。奥さんの友人のイギリス人の家具職人がつくったもので、奥さんの好みを反映したデザインはもちろん、コンセントやゴミ箱の収納場所など、使い勝手を考慮した造作ならではの設えがたくさん施されています。家づくり舎ファミリーでは、このキッチンのテイストをベースに、住まい全体の色使いや素材の仕上げ方にこだわりました。「要望が具体的でしっかりしていたので、寸法などもよりシビアに考えながら、美しく見せるための打ち合わせを職人たちと綿密に行いました。窓の大きさと種類も厳選し、シンプルで統一感のある空間づくりを意識しています」と、谷田貝さんは話します。

足への負担が少ないゆとりのある階段。ナチュラルな雰囲気の中、手すりはアイアンにしシャープさを加えた
キッチンからリビングを見る。家族が集うキッチンやリビングに面して窓を多く配置しているので、室内は明るく開放的
見せ梁が存在感を放つ2階LDK。キッチンの壁面収納はダイニングの裏にまで続き、抜群の収納力を誇る
シンクを2つ備えたキッチンは、天板にタモ材を採用。作業スペースが広いので家族でキッチンで並んでも余裕があり、カウンターはダイニング代わりにも

Nさん宅のもうひとつのポイントは「階段」です。医療従事者の奥さんは職業柄、家で転んで運ばれてくる患者さんを目の当たりにすることが多く、新居の階段は、幅1m・蹴上げ15㎝・踏板27㎝の仕様にし、安全性にとことんこだわっています。通常階段スペースは畳2.5枚分程度の面積が多いですが、Nさん宅は6枚分という広さです。そのおかげで上り下りのストレスがなく、まるで廊下のような感覚で階段が使えます。

お気に入りの家具が自然となじむ、統一感のあるデザインが心地よさをアップさせる
スイッチパネル類は1ヵ所に集約し、扉で隠せるように。隣の部屋はNさんの書斎

細部にまでこだわり、好みをカタチにした新居で、奥さんは寝室のカーテンレールや子ども部屋の収納棚などをDIY。「好きな家をどんどん自分好みにアップデートしていくのがとても楽しいです」と、弾ける笑顔で充実の日々を語ってくれました。