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HOUSING
幸せを育む家づくり

PERFORMANCE
高断熱・高気密

性能にベストはありません。アップデートし続けていきます

高断熱・高気密住宅づくりにこだわっている家づくり舎ファミリーでは、さまざまな高性能建材・高効率設備を採用し、今考えられるベストを追求していますが、決してそれが正解だとは考えていません。新しい工法・建材・設備などを積極的に検証し、勉強を重ね、設計士も現場の職人もしっかりと理解を一致させながら、これからもさらに健康・快適に暮らせる高性能住宅づくりをアップデートしていくのが私たちのやり方です。決まった仕様に当てはめるような家づくりは決してしません。

パッシブハウス基準

長期優良住宅

・年間の冷暖房負荷が各15kWh/㎡以下であること
・家電も含む一次エネルギー消費量が120kWh/㎡以下であること
・気密性能として、50Paの加圧時の漏気回数が0.6回以下であること

ドイツで誕生した世界基準の省エネ住宅「パッシブハウス」は、上記の3つの基準をすべて満たした、住宅のエネルギー消費を最小限に抑える住まいです。HEAT20 G3グレード以上の断熱性能で、省エネ基準の家より約84%も暖房負荷を削減できます。そのうえ、計算されつくした庇の計画で太陽光(自然エネルギー)を上手に活用することで、冷暖房設備に依存しないエコ住宅を目指します。

家づくり舎ファミリーは、家族の幸せを育むことができる高性能住宅を実現すべく、省エネ住宅の中でも最高峰の住宅性能を有するこの「パッシブハウス」の性能水準をクリアする家づくりを追求しています。

また、高い断熱・気密性能と耐震性をベースに、居住環境、維持保全計画、維持管理の容易性、劣化対策などに工夫を施し、長く安心・快適に暮らせる「長期優良住宅」を全棟標準で対応。長期優良住宅は、高性能・高品質がもたらす優れた住み心地に加え、住宅ローン控除や税制でのさまざまな優遇、将来的な資産価値の維持などといった、経済的な部分のメリットも大きいです。

健康に暮らせる家を、適切なコストで建てることが重要です

断熱・気密性能を上げることを贅沢と考える人が多い日本ですが、断熱・気密性の低い家は暖房費や暖房設備にお金を費やします。さらに、節約して我慢することで身体への負担がかかり、ヒートショックでの死亡者数世界一という恥じるべき現状を招いています。忍耐・贅沢の履き違えで余分な光熱費・医療費を浪費することのほうが贅沢です。このように住宅性能の高さは、ランニングコストの軽減や健康・快適な暮らしに直結します。イニシャルコストばかりを考えすぎた性能が悪い家は、暮らしの快適さへの不満はもちろん、結露やカビなどにより、住まいの短命にもつながってしまいます。

建築費+
(ランニングコスト+
メンテナンスコスト)
✕60年

ただし、やみくもに高い建築費では意味がありません。家づくり舎ファミリーでは、この数式の合計が最もコストパフォーマンスが高いことを念頭に、家の仕様やつくり方を決めています。パッシブハウス基準の家を建てる理由は、60年先まで考えたとき、最もローコストであるにも関わらず、最も快適な空間を手に入れることができるからなのです。

日本は高度成長期とともに家をつくり続けてきました。いまや空き家がある状況にもかかわらず新築が建ち続けています。その家は、これまで建ててきた家と同じように、40年後に建て替えという末路をたどらせますか?30歳で家を建てて40年後、70歳となったとき、家を建て替える収入や貯蓄がある人はとても少ないでしょう。パッシブハウス基準の家は、3世代先まで快適で安全に住み続けることができる資産価値の高い家なのです。

そして住宅性能の良さは、何よりもその家に住むご家族の体感として証明されます。温度差の少ない家は省エネなのはもちろん身体へ負担がなく、一年を通して外部環境を気にせず快適に過ごすことができ、心身ともにやすらぎを与えてくれます。

最良の部材でパッシブハウス基準の住宅性能を実現

住宅のエネルギーロスをしっかり抑え、室内の熱を最大限に守ることが快適性のポイント。家づくり舎ファミリーでは「充塡+付加のW断熱」と「トリプルガラス」を基本に、パッシブハウス基準をクリアする高性能な住まいづくりに取り組んでいます。コストを抑えながらも住宅性能を上げてくれる最良の部材選びにこだわり、1棟1棟進化を重ね、さらに快適に過ごせる住まいを提供できるよう努めています。

家づくり舎ファミリーでは、標準としてエアコン暖房をご提案しますが、それはコストメリットの高さに加え、住宅の断熱・気密性能が高ければエアコンも無理な働きが必要なくなるので、強い風による不快感などを感じにくくなるためです。

気密性能を高め、熱交換換気の組み合わせでより省エネに

工事中と完成時に気密測定を2回実施し、C値=0.20㎠/㎡を保証しています。気密性が悪いと断熱性能が下がるだけでなく、壁内結露により室内の空気環境の悪化、構造材の蒸れ腐れによる耐久性能低下を引き起こします。さらに、C値が1.0㎠/㎡を下回らない気密性の低い家は、換気システムが計画どおり換気できないだけでなく、漏気により多くの被害をもたらします。軽視されている気密性ですが、断熱性を発揮し耐久性を上げるには絶対に必要な要素であると考えます。

家づくり舎ファミリーでは、家の性能・環境に合わせて最善な換気システムを提案しており、全熱交換換気システムを採用し、エネルギーを無駄遣いしない省エネな住まいを実現しています。

施工の様子